サブマリナーは160km/hの夢を見るか

野球やらアニメやらについて語ります

今季プロ野球についての総括。ついでにスライダーの話。

 

 

 

初めましての人がいましたらみやびです。よろしくです。

 

タイトルを見てまだCSも終わってないとか言う人、僕はカープファンなのでシーズンは終わった。

 

では張り切って今年の考察行ってみましょう!

 

今年のカープについて、

 

緒方と畝は辞めろ。以上です。

他に強いて言うなら「松山固定して使え」です。

 

そんなことより僕が書きたいのは西口選手です。ってかスライダーについてです。

 

西武ライオンズの西口選手は今年限りでの現役引退を表明、過去ノーヒットノーランを逃しまくって引退会見で自分でネタにしちゃうくらい彼の代名詞ですが、彼のマウンドでの代名詞と言えば大きく曲がるスライダー。あのWBCの台湾戦での起死回生の同点タイムリーを放った井端選手に大学時代「バントをしようとして顔に当たりそうになって避けたらストライクだった。バントすらできる気がしなかった」とまで言わしめた大きな曲がりとキレは投手として欲しいボールの一つです。

晩年、彼が13勝して復活したときは「スライダーだけでなくカーブ、シュート、チェンジアップを効果的に使うようになった」と取材に答えており、変化球大好き俺氏としてはうれしくも寂しい気持ちになりました。

さて、そのスライダーですが、投げ方的には真っすぐの握りを少しずらしてリリースの瞬間中指ではじくといった投げ方が一般的であり、投げやすくどの投手も投げる球種の一つですが、こいつ、若いときに投げすぎると悪影響なボールだったりします。

 

何故若いときに投げると悪影響なのかってのは、投げるときの腕の使い方にあります。

 

一般的にストレートを投げるとき、リリースした後の腕はシュートを投げた後のように外側にひねられます。そのため、体の開きが早く、体の正面でリリースできないとシュート回転のボールが行きます。

 

てか、正しく投げてもストレート回転を意識しないと普通にシュート回転します。特に右投手は右打者の内側、左は逆側。

 

むしろそれを利用して桑田投手は「シュートは少し体の開きを速めて強めにリリースする。後は真っすぐと同じ」なんて言ってたりします。

 

話をスライダーに戻すと、スライダーは投げた後腕が内側にひねられるボールです。

そのため、体の自然な動きに反した動きをさせてしまうってわけです。

 

カーブもひねるって?カーブはストレートが約125キロ(俺氏基準)に対してカーブは80キロ台(また俺氏基準)と大きな差があり、また、思いっきりミットめがけてふっとばす真っすぐと曲がり考えつつ真ん中高めくらいに投げるカーブは投げ方が根本的に違うんですよ。あと僕は真っすぐ嫌いです。

それに対してスライダーは約100キロ台(またまた俺氏基準)カットボールは110キロ台(俺(ry)です。自然に反した投げ方でここまでのスピードを出して体に負担がないわけないです。

基本的に肘痛めるのは投げすぎ・スライダー・フォークの三種の神器です。

 

あと、若いうちからスライダー投げる問題ってのは怪我だけじゃないんですよ。

 

スライダーが自然な投げ方に反したボールだってのはさっき言いましたが、若いうちからやってると慣れます。

 

こいつが問題です。慣れ。

 

慣れてきちゃうとストレートの投げ方が次第にスライダーに寄っていきます。そうなるとストレートの方が不自然な投げ方になってしまいます。

 

不自然な投げ方が定着するとスライダーの球速がストレートの球速になります。

 

要するに将来の最高球速が落ちます。10キロ前後。

 

なので、若い選手にスライダーを投げさせるのは、危険だって話です。

スライダーなんて覚えるのに大して時間もかからないので大人しく高校に入るまで我慢させとこうって話です。

 

PS PCから書いてるけどクソカクカクする。ゴミ。